11月5日現在、ディープ・ライブラリープロジェクトは、今まさに産声をあげようともがき苦しんでいるところです(笑)。
11月10日から横浜パシフィコで開催される図書館総合展でのお披露目のパネルつくりや、その他作業に最後の追い込みをかけているところなんです。
今日現在のディープ・ライブラリープロジェクトへの参加館は以下の専門図書館です。
皆さん、知っている図書館は、はたしてどのくらいあるでしょうか?
- アジア経済研究所図書館(ジェトロ)
- (公財)日本海事センター海事図書館
- 国際交流基金ライブラリー
- 国立教育政策研究所教育図書館
- 国立女性教育会館女性教育情報センター
- 市政専門図書館
- 建設産業図書館
知らなくても心配無用。
ディープ・ライブラリプロジェクトは、そんな方へのツールなのです。
どの図書館もお宝やとっておきのエピソードをお持ちですが、ちょっとだけ、私が知った飛び切りのお話を紹介します。
(公財)日本海事センター海事図書館は、海事に関する情報を収集する図書館です。1876年以降の船籍簿を所蔵されていて、実際に100年前の本を手にとってみることができます。でも、 この中に、タイタニック号の名前はありません。 タイタニック号は処女航海で沈没したため、年に一度発行の船籍簿には記載されなかったそうです。
こんな話を聴くと、「へえー!!」と感嘆詞がつい出てしまいます。
どの専門図書館も、こんな埋もれたエピソードが隠れていそうです。
公開している図書館がほとんどなので、伺って直接本を手に取ってみるもよし。司書の方に電話して探し物を訪ねるもよし。
ディープ・ライブラリープロジェクトで、新しい出会いを見つけてください。
原稿執筆 高野
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