2014年12月19日の打ち合わせ以降、カーリルは具体的な実現イメージのプロトタイプを試作し始めました。
そして、年が明けて2015年春。春の芽吹きのようにプロジェクトが始動しました。
まず、プロジェクトのメンバーの其々の位置づけを決めました。
・カーリル:具体的なシステムの開発・実装
・結城智里、田村靖広:専門図書館との連絡及び、専門図書館協議会への働きかけ
・高野一枝:公共図書館との連絡及び、専門図書館への説明訪問の支援
ディープ・ライブラリープロジェクト実行委員会の本部は、BICライブラリに置くことにしました。
打ち合わせは、7月から毎月1回、BICライブラリで開催されました。
その中で決まったことを紹介します。
・ディープ・ライブラリーは、専門図書館の本の1冊を探し当てるより、利用者が求めるテーマに詳しい専門図書館へたどり着き、そこへ相談するきっかけをつくることに重きを置く。
・WebOPACを持たない専門図書館にも参加できる仕組みをつくるため、蔵書だけでなく、Web上で公開している諸情報も検索の対象とする。
以上を踏まえて、カーリルのシステム開発が始まりました。